2011年02月13日

アルプスの少女ハイジ DVD





幼い頃に両親を亡くし、5歳になるまで母方の叔母のデーテに育てられたハイジは、デーテの仕事の都合で、アルムの山小屋にひとりで住んでいる、父方の実の祖父であるおじいさん(アルムおんじ)に預けられることになる。

ヤギ飼いの少年ペーター、ペーターのおばあさん、子ヤギのユキちゃん、おじいさんが飼っている犬のヨーゼフやヤギのシロ・クマ、樅の木をはじめ、大自然に生きる動植物たち。厳しくも優しく、懐の深さを感じさせるアルプスの大自然。何より、ともに暮らすおじいさんを通じ、ハイジは様々なことを知り、学び、健やかに育っていく。

ハイジ
主人公。5歳〜9歳。スイスのグラウビンデン州マイエンフェルトの近くのデルフリ村で生まれる。明るく機転が利くが、正しいと思ったらきかない性質はおんじ譲り。他人の喜びや悲しみに共感できる心優しい子。
冬場やフランクフルト滞在時を除き、裸足で過ごしている。1歳で両親と死別。5歳の時、ハイジを養育していた母方の叔母デーテの就職のため、アルムの山小屋にいる父方のおじいさんに預けられる。ペーターの母・ブリギッテの説明によると、ハイジの容姿は「お母さんのアーデルハイドみたいで綺麗だけど、目が黒くて、髪が縮れているところなんか、お父さんのトビアスやアルムおんじにそっくり」と言う。

アルムおんじ
ハイジの父方の祖父。「放牧地のおじさん」の意であり、姓・名前は不明。教育もあり、様々な土地を巡った経験を持つ。デーテが「おじさん」と呼んでいるのは、遠いながら血縁があるからである。パイプ煙草やワインを時折嗜む。70歳の時ハイジと暮らし始める。最初は無愛想で気難しい性格であったが、ハイジと接することにより次第に優しい性格を取り戻していく。
普段は山小屋で牧草を刈り、ヤギの乳でチーズを作り、商売用の木工細工の原料となる樫などを山から伐採して、食器を始め、あらゆる生活用品に加工している。そしてそれらを背負子に詰め、数日に1回の割でデルフリ村まで向かい、食料品や生活に必要な品物を購入・物々交換をするだけの日々であった。ハイジがフランクフルトから戻るまでは、ハイジが村人と付き合うことを制限していた。ある程度の信頼を置いていたヤギ飼いのペーターの家でさえ、最初はハイジを行かせるかどうか少し考えたようである。8歳になったハイジを冬のあいだ学校へ通わせるようかつて隣人であった牧師に説得されても、頑なに拒否した。しかし、フランクフルトから帰って来たハイジがグリム童話を読むのを見て、ハイジが学校に通えるよう冬の間は村で過ごす決意をする。村はずれの廃墟となっていた古い教会を改築して住居とし、徐々に村人との接触を持つようになった。

ペーター
ハイジの友達でヤギ飼いの少年。2月生まれ。ハイジより6つ年上(11歳の頃、5歳のハイジと出会う)。性格は、はにかみやで食いしん坊。口下手で、自分の思っていることをうまく言葉で言い表せない。時にハイジに強い口調でやり込められたり、逆にハイジに厳しく言うこともある(特に山での行動について)が、口喧嘩を通じてお互いに信頼し合っている。勉強は苦手だが、山ではとっても頼もしく、鷹に襲われそうになったハイジと小鳥のピッチーを助けたり、崖から落ちそうになったハイジを命懸けで助けるなど、立派な面も多い。
木工細工が得意でソリのレースの時、手作りのソリで他の生徒と同着ながらも一等を取る。クララがアルムに来た時にも、彼女を山の上の放牧場やお花畑へ連れていくため、頑丈な背負子を作った。

クララ・ゼーゼマン
ドイツ西部のフランクフルトに住んでいるゼーゼマン家の一人娘で、ハイジより4つ年上(12歳の頃、8歳のハイジと出会う)。身体が弱いため常に車椅子に乗り、外出することなく生活している。幼い頃に母親を亡くし父も仕事でいつも不在のため、家の中だけで使用人らの世話を受けて育った。従順で少し大人びた発言をする事もあるが、依存心があり大人を困惑させる言動をとる事も。ハイジから聞くアルプスでの話を機に、次第に興味や関心が広がっていくが、ロッテンマイヤーはその事を快く思っていない。アルムに来ておじいさんに見守られるなか、ハイジやペーターの手助けで歩く練習をはじめる。

ロッテンマイヤー
ゼーゼマン家の執事。杓子定規で頭が固く、融通がきかないため、形式に沿わぬ事や大騒ぎなどが大嫌い。このため自由奔放なハイジに対しては厳しく接しており、ハイジを本名(アーデルハイド)で呼ぶ。また、大の動物嫌いで、屋敷を抜け出したハイジが拾ってきた子猫に飛び掛かられて気絶するほど。気さくなおばあさまとは気が合わず、他の使用人たちからの人望もいまひとつ。アルムを訪ねた時は、ヤギ達やヨーゼフを「けだもの」呼ばわりし、引っ掻き回されハラハラの連続だった。アーデルハイド(ハイジ)の事を、召し使いたちにお嬢様と呼ばせていた理由は、単にクララお嬢様の遊び相手だからではなく、ハイジの地位がロッテンマイヤーと同じ程度の地位であったことからである。
常に眼鏡をかけており、大富豪の執事に足る教養を持つ。家事一切を取り仕切り、体の不自由なクララのためを思っての言動も多い。また、礼儀作法を知らないハイジに対しては粘り強く教育している。はじめはクララが山に行くことを訝しく思っていたが、山でクララが立ってから、最終的には山に行くことに理解を示す。

セバスチャン
ゼーゼマン家の使用人。クララの身の回りの世話を全般的に行う。物分かりが良く、ハイジの良き理解者。ハイジに対して、まるで父親が娘に接するような振る舞いを見せる。ハイジの帰国時、仕事が忙しいデーテに代わってハイジをデルフリ村まで送ってくれた。デルフリでハイジと別れる際にも「山が嫌になったら、いつでもフランクフルトに帰ってきていいんですよ」と、ハイジを大切に想い接する、優しい人。但し原作の方のセバスチャンは無条件に優しいだけではなく、用心深くて計算高い一面もあり、ハイジが起こしたエピソードを利用してロッテンマイヤーをからかうシーンなどがある。ドイツ語での発音はゼバスティァンに近い。ハイジはセバスチャンを最初に見たとき「おじさん、ペーターに似ている」と話している。雰囲気もだが、容姿も確かにペーターに近いものがある。

ゼーゼマン
クララの父親であり、銀行家。仕事で忙しく、パリに出かけているため滅多に家にはいない。そのためか、一人娘のクララを溺愛している。とても優しい人で、ハイジにもクララと同じような愛情を注いでいる。
ハイジがやってきてからの自宅内がうまくいっていないことを察し、実母であるクララのおばあさまをフランクフルトに来てもらうよう、取り計らう。

おばあさま
クララの祖母。とても気さくかつ聡明な人で、あの厳しいロッテンマイヤーですら、この人には軽くあしらわれてしまう。ハイジに挿絵つきのグリム童話の本をプレゼントし本を読み聞かせることで、本への興味を持たせ、字の読み書きを自発的に学んでいけるようにした。ホームシックのハイジに気晴らしをさせようと、郊外の森に連れて行ったりと、フランクフルト滞在時のハイジにとって、一番の心の支えになった人物。

クラッセン
クララの主治医。ゼーゼマン家で幽霊騒動が起きた時には科学者の立場で立ち会い、騒動はハイジのホームシックが原因であるとして、ハイジをアルムの山へ帰すよう指示した。ゼーゼマンに頼まれて、街中へ冷たい井戸水を汲みに行ったハイジに偶然出会ったのが、初めての出会い。普段は温厚であるが、ハイジがホームシック・夢遊病とわかった時、ゼーゼマンの「ハイジを元気にしてから、山へ帰そう」との言葉には、医師として毅然とした態度を示す。




posted by animation_root_sunday at 17:10| アルプスの少女ハイジ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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