2011年02月13日

母をたずねて三千里 DVD





『母をたずねて三千里』は、フジテレビ系の世界名作劇場で放送された。放映期間は、1976年1月4日から同年12月26日までで、全52話。
原作は、エドモンド・デ・アミーチスの "Cuore" (『クオーレ』)中の Maggio (5月)の挿入話 "Dagli Appennini alle Ande" (アペニン山脈からアンデス山脈まで)。

1882年、イタリアのジェノヴァに暮らす少年マルコ・ロッシが、アルゼンチン共和国のブエノス・アイレスに出稼ぎに行ったっきり音信不通になった母アンナ・ロッシを尋ねる(たずねる)ため、アルゼンチンへ自ら旅に出る物語である。南米へと向う船に乗船するまでの日常ドラマと、渡航したのちの旅行記にストーリーは大別されるが、終始主人公の行動を客観的に描写する姿勢が貫かれており、他に類を見ない記録映画風のアニメーションとなっている。主人公(マルコ・ロッシ)は旅の途中、何度も危機に陥り、そこで出会った多くの人に助けられ(たまにマルコが助けることもある)、その優しさに触れながら成長していく。そして最終回は、途中お世話になった人々の何人かと再会を果たし、お礼を言いながらジェノヴァへの帰路に着くという流れになっており、人々の優しさと、それに対する感謝の気持ちが、物語のテーマのひとつとして貫かれている。

マルコ・ロッシ
本編の主人公。9歳。とても元気で働き者だが、頑固で気分屋の少年。すぐに思い詰める癖があり、悲観的に考えてしまう。自分を一人前だと認めてもらいたいが為にビン洗いやジーナおばさんの船会社に届いた郵便物を配送したりしてこつこつと働き、長期間アンナから手紙が来ないことにいてもたってもいられず、ついにはアルゼンチンへ行く決心をする。第2話にてピーマンが嫌いだということがわかる。それで八百屋のおばさんに窘められるシーンがある。

アンナ・ロッシ
マルコの母。アルゼンチンに渡った時38歳。ピエトロの借金を返す為、アルゼンチンに出稼ぎに行くが、頼りにしていたメレッリにだまされ、ジェノバと音信不通になり、結果的には病に冒されてしまう。

ピエトロ・ロッシ
マルコの父にして診療所の事務長。45歳。診療所を経営してはいるが貧しい人の為に無料で診察できる診療所を作ろうとして借金をしており生活費を稼ぐ為、アンナを出稼ぎにアルゼンチンに送る羽目になる。

ペッピーノ
人形劇の旅芸人、ペッピーノ一座の座長。父親と言うよりいつまでも夢を追い続けている少年のような人。コンチエッタが熱を出した時に、お祈りしかできないほど頼りないので妻に逃げられてしまった。が、夢は大きく持っており、バイアブランカではモレッティさんの計らいにより劇場建設計画が打ち立てられたほど。結局実現することはなかったが、マルコの母親探しのためにひとはだ脱いで馬車を借りたり、汽車に乗れなかったマルコをその馬車でバイアブランカまで送っていったり、ジェノバでは一緒にアルゼンチンへ行こうと告げたり(このアルゼンチンへの件だけは実現しなかったが)とマルコの旅には欠かせない存在となった。

コンチエッタ・ペッピーノ
ペッピーノの長女。グラマーな美人で、人形劇の主演を務めるほか、歌やダンスも披露する。母が家出してからは母親代わりを務めている。頼りにならないペッピーノに代わってペッピーノ一座の切り盛りをしている。

フィオリーナ・ペッピーノ
ペッピーノの次女。どことなく影があり決して明るいとは言えない女の子。友達もいなかったが、マルコと知り合ってからは少しずつ明るさを取り戻し、アルゼンチンでは逆にマルコを励ます立場へ変わる。一座では当初、劇に合わせてシンバルを鳴らしたり、客からお金を集めることしかしていなかったが、後半では人形劇に出演するようになった。




posted by animation_root_sunday at 16:50| 母をたずねて三千里 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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