2011年02月13日

フランダースの犬 DVD





『フランダースの犬』は、1975年1月5日から同年12月28日までにフジテレビ系列の「世界名作劇場」枠で放映された。原作はウィーダの同名小説。

ネロ・ダース
両親を幼くして亡くし、祖父のジェハンと2人で生活している10歳の少年。ジェハンに似て素直で正直な働き者である。また不幸な境遇や他人を恨まない、心優しい少年でもある。死にかけのパトラッシュを助け、以後一緒に生活する。絵を描く事が好きで才能もあるが、芸術に理解の乏しい一部の村人からは「絵ばかり描いて仕事をサボる怠け者」と思われている。最終回にてアントワープの大聖堂でパトラッシュと凍死し、共に天に召される。
ちなみに"ネロ"(Nello)というのはニコラ(Nicolas)の愛称形であり、古い本では「ネルロ・ダース」と表記されていることがあるが、発音上はネロの方が適切である。アニメでは第49話で下の名前が「ダース」だとわかる。

ジェハン・ダース
ネロの祖父。ネロの両親が亡くなった後、ネロを引き取って共に生活している。帰還兵なので復員後の仕事がなく、村の人の善意で牛乳運びをしてわずかな収入で生活を営んでいる。ネロの良き理解者。

パトラッシュ
金物屋で酷使されていた大型犬。死にかけていたところをネロに助けられ、以後ネロやジェハンと一緒に毎朝荷車を引いて牛乳缶をアントワープまで運んでいた。助けられてからその最期の時まで、主人であるネロに寄り添っていた。
一般にこの犬は、当時実際に荷運びに従事していた「ブーヴィエ・デ・フランドル(Bouvier des Flandres)」という大きい頭と狼の様な耳の、通常黒い毛並みを持つ労働犬であると言われている。フランドル犬とは大きくイメージの異なる外見に変更したのは子供に馴染みやすくするためであり、デザインはセントバーナードや和犬を参考にした。この変更は黒田昌郎監督の独断だった。

アロア・コゼツ
常に白い三角巾を被った姿が愛らしい8歳の少女。勝ち気で天真爛漫な性格をしている。とてもネロを信頼しており、仲が良くいつも一緒に遊んでいる。ネロの死を知った瞬間の悲鳴「ネーロー!!」は名シーンを構成する要素のひとつとなっている。
トレードマークである三角巾にエプロン姿は、フランダース地方の習俗に馴染みが薄い日本人の為に、オランダの民族衣装を元にデザインされた。

コゼツ
アロアの父親。村一番の金持ち。悪い人ではないのだが、娘がネロと付き合うのを好ましく思っていないため、ネロに対して冷たくあたる。フルネームは不明(“コゼツのだんな”としか呼ばれない)。貧しい家に生まれながらも苦学して一代で財をなした努力家。ネロに対しては、自分の少年時代の生い立ちとの違いから誤解し、”絵ばかり描いて真面目に働かない怠け者”と考えて辛く当たり、結果として、ゴマすり男のハンスがネロを苛める事になってしまった。ラストでは、それが誤解であり、ネロは正直で、優しい心を持った立派な少年で、絵の才能も素晴らしい物を持っている事を知り、引き取って、絵の勉強をさせようと改心するが、全ては手遅れだった。

エリーナ・コゼツ
アロアの母親。非常に思いやりがあり、両親のいないネロに対しても親切を惜しまない。が、その親切をいつも夫のコゼツにとがめられるため、こっそりとネロを支援する。

ハンス
ネロの家の大家。靴屋の店主でもある。村で2番目に金持ちだが、いつもコゼツにはペコペコし、その他の村人には威張りちらしている。息子のアンドレを将来アロアと一緒にさせたいと企んでおり、アロアと仲良くしているネロを気に入らず、村で悪い事が起きる度にネロの仕業だと言い回っている。風車小屋の火事の真の原因は、彼の過失だった。




posted by animation_root_sunday at 16:48| フランダースの犬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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