2011年02月12日

新世紀GPXサイバーフォーミュラ DVD





TVシリーズは2015年、続編のOVA『11』から『SAGA』までは2016年 - 2020年を舞台に、風見ハヤトを主人公とし第10回 - 第15回サイバーフォーミュラ (CF) ワールドグランプリ参戦チームの1つスゴウアスラーダ(スゴウグランプリ・スゴウウィナーズ)の視点から主に描く。

OVA『SIN』は2022年の第17回CFワールドグランプリを舞台に、ブリード加賀(加賀城太郎)を主人公とし、サーキットの若き帝王と呼ばれるようになった本編の主人公風見ハヤトとの壮絶な死闘を描く。

当初は『マッハGOGOGO』の様な作品になる予定だったが、F1ブームから本格的なレース物に変更された。

テレビシリーズでは『魔神英雄伝ワタル』同様、レッドカンパニーが制作に関与。同社の吉川兆二がシリーズ構成のディレクションをした。吉川によるとスポンサーのタカラは「金曜日の放送でレースをやって、その優勝した車を土曜日に発売したい」という意向を持っていた。しかし吉川は「ロボットものより車ものの方が画力が問われる」として、レースは一カ月に一回が限界ということになり、年間12レースということになった。どこで誰が勝つかということや最終的な順位表は最初に作られた。この過程で吉川はシリーズ構成を学んだという。吉川は後の『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』のシリーズ構成で手腕を発揮した。
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TVシリーズは低視聴率と関連玩具の売り上げ不振に苦しみ、本来は4クールで全50話程度を1年かけ放送する予定だったところ、タカラが降板したため、結果的にほぼ3クール(9ヶ月)の放送、全37話で打ち切りとなった。

TVシリーズは商業的には失敗したが、内容自体の評価が低かったわけでは決してなく、読者投票による1991年度の第14回アニメージュ・アニメグランプリでは、『ふしぎの海のナディア』など同じ年の他作品をおさえ、作品賞ほかを受賞するなど、多くのファンを獲得することに成功しており、翌1992年にはOVAとして新作『新世紀GPXサイバーフォーミュラ11(ダブルワン)』が発表され、以後、2000年の『新世紀GPXサイバーフォーミュラSIN』完結にいたるまで実に10年間に渡って、新作シリーズが1年も途切れることなくリリースされ続けた。

制作がガンダムシリーズを作ったサンライズであり、『ZERO』以降はあたかもガンダムシリーズのニュータイプのような「ゼロの領域」が登場した(『ZERO』以降の監督脚本をした福田夫妻はのちに『ガンダムSEED』を作ることになった)。

シリーズ継続期間の長さとしては、サンライズ作品の中ではガンダムシリーズに次ぐ規模の長寿作品であり(魔神英雄伝ワタルは10年だがシリーズの間にブランクが大きい。勇者シリーズはガオガイガーFINALを除いて8年。装甲騎兵ボトムズは20年以上のシリーズだが、やはり間のブランクは大きい)、その間に主要な登場人物がほぼ全く変更されなかったという点ですでに稀有だが、なおかつ既存の漫画や小説に原作を持たずに10年もの期間続いた長寿シリーズである。1話あたり製作期間の長いOVAが大部分の期間を占めるとはいえ、アニメ作品全般から見ても極めて異例の存在となっている。

OVAシリーズを含め作品の展開はDVD登場以前のVHSビデオとLDが映像ソフト市場を形成していた時期だったが、通常LD版のほうが売れ行きの良いアニメ市場においてVHS版の売れ行きがLD以上に良かったという。これはメインのファン層が女性であり、この当時女性のアニメファンが所有するAV機器はVHSデッキのみであることが多かったという事情によるものである(LD は再生しか行えない上にディスクの大きさの関係でハードも大振りになってしまう関係から、劣化しない映像と高い保存性にこだわる映像マニアやアニメマニアのみが所有するハードであった)。

監督の福田己津央によると『ZERO』や『11』の頃はアンケートの男女比が「女8、男2」だったそうだが、『SAGA』で「半々」になったので、『SIN』では「男向け」に作ったそうである。




posted by animation_root_sunday at 20:51| 新世紀GPXサイバーフォーミュラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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